| 出火日時 | 1979年（昭和54年）9月2日1時40分頃 |
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| 場所 | 横浜市中区長者町2丁目の長者町ビジネスマンション |
| 被害程度 | 1棟30平方メートル焼損 傷者２人 自動式人工呼吸器使用者21人 |
| 火災の概要 | 主要地方道、長者町交差点に接する複合用途防火対象物で、1階は店舗、2・3階は事務所、4階以上が中央に内廊下のある公団型マンションである。 1時47分、119番で「中区長者町2－5－5ビジネスマンションで非常ベルが鳴っています。」という内容の通報があり一隊が偵察出場した。 その頃境之谷救急隊が帰所途上マンション付近を走行中7階から火炎の噴出を発見、無線による警報を発信（1時50分）するとともに火災指令に切りかわった。 境之谷救急隊は直ちに車載マイク放送により居住者に避難するよう指示した。 先着消防隊2隊は、1階連結送水管へ送水、6・7階の消防隊放水口からホース延長、援護注水のもと人命検索と避難誘導に専従、後着各隊は各階居住者に対する避難誘導、情報収集活動を実施した。 一方、中はしご隊は建物正面に部署7、8、9、10、11階から計12人を救出した。 この火災で軽度の一酸化炭素中毒症により21人が自動式人工呼吸器を使用し、他に２人の軽傷者を出した火災であった。 |